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浮気をされた場合の解決方法(その1)

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  • 解決方法・調査方法
キーワード
  • 証拠
  • 話し合い
  • 慰謝料
  • 制裁

 突然ですが、愛する人の浮気相手に対してどう思いますか?
 私が実際に聞いた経験者の言葉を並べてみました。

奥さんに浮気された男性の言葉

  • 「あんなチャラチャラした男。ただの遊び人ですよ。仕事も真面目にしてないですよ。」
  • 「いい年してアルバイトかよ。定職にもつかないでどうしようもない男なんですよ。」

旦那さんに浮気された女性の言葉

  • 「あんなブスのどこが良いのかわかりません。若いだけじゃない。ねぇそう思いません?」
  • 「綺麗な顔しているのですが、性格悪そうな女なんですよ。ねぇそう思いません?」

浮気相手が居なくなれば、浮気問題が解決するわけではない

 浮気の被害者からすれば、まあ、どうひっくり返って考えてみても、浮気相手の悪いところしか見えない。
 当たり前です。

 皆さん、そうやって思ううちに、いつの間にか、
「アイツ(浮気相手)さえいなければ、この問題は解決する!」と考えるようになるのです。
 半分はあたっています。でも50点という感じでしょうか。

 だからだと思うのですが、浮気をした旦那さん(又は奥さん)と話をする前に、
 浮気相手に慰謝料を請求しようとする方が、時々いらっしゃいます。

 でも、最初にやるべきことは、
 浮気をした旦那さん(又は奥さん)と本音で話をすることですよ。
 だって夫婦だもん。
 特殊な事情がある場合や、絶対に離婚するという場合には別ですが。

対策の順番を間違えてはならない

 浮気をした旦那さん(又は奥さん)と本音で話をするためには、お互いが素直にならなければなりません。
 素直になるとは、
 浮気をした人は、浮気を認めて謝罪すること。
 浮気をされた人は、とりあえずは謝罪を受け入れること。(許せとは言いません)
 そして、なぜ、そうなったのかを一緒に考えてあげること。
 だと思うのです。

 でも、証拠もないのに、素直に浮気を認める人はいないと思ってください。

 ですから、本音で話をするために、
 まずは証拠を押さえ、
 そのうえで、浮気をした旦那さん(又は奥さん)と本音で話をする

 という順番になります。

 そのうえで、浮気相手に慰謝料を請求したければ、すれば良いのです。
 証拠さえ掴めば、3年間は慰謝料請求をすることができますから、
 お気持ちは分かりますが、順番を間違えないで頂きたいと思います。
 上記の順番を間違えると、浮気問題が酷くこじれてしまい、より一層、夫婦間の溝が深くなることがあります。

慰謝料請求は、使える交渉カード

 離婚をする場合、「浮気相手へ慰謝料請求をするか。しないか。」は、離婚条件の交渉カードになることがあります。

  • ■慰謝料や財産分与等、こちらの要求を飲むならば、浮気相手へは慰謝料請求しない。
  • ■こちらの要求を退けるなら、浮気相手へ慰謝料請求する。

 このように、上手く交渉カードを活かせば、あなたが交渉の主導権を握ることができるようになります。
 いつでも請求できる状態にしておいて、相手の出方を見る、というやり方も、賢い交渉の進め方となります。
 「はやく浮気相手を制裁したい!」という、はやる気持ちはグッと堪えて、冷静かつ計画的に解決の手順を踏みましょう。

 と、偉そうに言っておりますが、  いざ、自分がそうなったら、意外と冷静になれなかったりして・・・。笑
 頭に血が上った時ほど「駄策」に陥りやすいので、そういうときは是非一度、冷静な専門家と相談しましょう。

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